2021年春、人気料理研究家の高木ゑみさんが肺がんで亡くなりました。
2020年10月にガンが発見されて、僅か5か月で。
小さなお子さんがいるシングルマザーということもあり、とても衝撃的なニュースでした。
ガンになってからも発信活動をされていて、その中で「健康な皆さんへのメッセージ」というのも残されています。
高木ゑみさんが残したメッセージ
高木ゑみさんが残された大切なメッセージの中で私が忘れないでおこう、と思ってことをあげてみます。
やりたいことはすぐにやろう
やりたいことがあっても、「そのうちやろう」と思っていたり、行きたい場所があっても「いつか行こう」と思っていたりしませんか?
私も、あります。
ゑみさんは、末期がんを宣告されてから、やりたいと思ったことをすぐにやろう!と思うようになったそうです。
健康だから、別にいつでもできる???
そうとは限らないですよね。
やりたいことを後回しにせず、できることなら今すぐやろう♪
改めてそう思いました。
今のご時世では、なかなか旅行に行くということはできませんが、近場でも行きたいところ、食べたいものってたくさんあるよな~と。
私の場合は、「息子とのお出かけ」が今のやりたいことの一つ。
東京の中だけでも、行きたいところはまだまだある!いつ足が動かなくなっても後悔がないくらい色々なところに連れていってあげたいなと思います。
自分にとって大切なことを見直す
ゑみさんは、シングルマザーの料理研究家ということもあって、多忙な日々を過ごされていたそうです。
なんと2時半に起きて料理教室の準備をすることも多々あったそう。
講義動画でもおっしゃっていたのですが、「スキルアップなきゃ!」「仕事で成果を出すぞ!」という気持ちが強く、健康のことなど考える暇がなかったそうです。
私も、この気持ちがすごくわかります。
「もっとお金を稼がなきゃ!」「スキルアップして自分の価値を高めなきゃ!」という一種の強迫観念?のようなものがあって、漠然とした将来への不安があるために今を楽しめないことも多々あります。
そういった未来への向上心も大事だけど、「今」を存分に楽しむことも大切ですよね。
健康診断を受けて
ゑみさんは個人で仕事をされていたので、5年間健康診断を受けていなかったそうです。
これも発見が遅れた一因だと考えていらっしゃいました。
私も個人事業主なので、2年受けていないことに気づき…すぐに健康診断の予約をしました。
乳がんと子宮がんの検診も、地域の無料で受けられるものを。(今まで無視していました…)
これも、「若いから大丈夫でしょ」「体に異変ないからな」と思っていましたが、若くても病気が見つかることはありますからね。
「受けて損はないですから!!健康診断を受けてください。私からのお願いです」というゑみさんの言葉が印象的でした。
痛い、つらいは我慢しない
ゑみさんの発信内容を拝見する中で、大事だなと思ったこと。
「痛い、つらいは我慢しない」
ゑミさんは、我慢強いこともあって、腰の痛みや体調不良をしばらく我慢していたのだそう。
発覚したときにはステージ4の末期がん。
このことを教訓とするならば、なにかの体の不調があったらすぐに病院へ行くことだと思います。
当たり前に感じますが、子どもがいたり、仕事で予定が埋まっていた李すると意外と後回しにしてしまうことってあると思います。
子供のためにも、自分の健康を守ることは何よりも重要ですよね。
健康より大切なものはない
誰かの言葉で、「老後に大切なのはお金でも名誉でもなく、健康と親しい友人だ」というのがあります。
たしかに、お金があっても不健康だったら、つらい毎日ですよね。
とはいえ、病気は必ずしも原因が突き止められるものではなく(ゑミさんも原因ははっきりわからないようでした)誰のせいでもない。
大切なのは早めに気付くために行動すること、そうなったときに後悔しないように日々を生きることがとても大切だなと、今回のことで再確認しました。
ゑみさんの残されたお話はYouTubeチャンネルで見ることができます。
とてもお話が上手で明るくて、素晴らしいお話を残していらっしゃるので、ぜひ見てみてください☆